下電

かつて倉敷市南部を走っていた下津井電鉄（下電）。その終着点であった下津井駅跡に
寄ってみた。以前に行った際工事中だったが、その工事も完了し、駅らしい姿
が戻っている。ただ駅舎等は無く、２本のホームとレールが敷設されてるのみ。

フェンス越しには以前から保管されてる電車がそのまま置かれてる。どうせなら
このレールの上に戻してくれればいいのだが・・・。今後の去就が注目されます。

下津井駅跡を出て、直ぐの場所。かつての路線跡は「風の道」として生まれ変わり、
市民の憩いの場に変わってる。

一方、こちらは児島駅跡。茶屋町～児島間が先に廃止された際、ここが起点になって
ました。この駅舎も修復されたようですが、線路は既に無く、ちょっと寂しい感じでした。

児島市街地内に残る線路跡（風の道）。こうして見ると、民家のすぐ裏（横）を電車が
走っていた事が伺えます。

架線柱は撤去されてません。ここに電車が通った名残を感じさせる大切な演出のようにも
見えました。また季節の花もたくさん咲き、住民に大切にされてる場所と言う事も感じられ
ました。

いつかはこの道をのんびりと歩いてみたいものです。

２０１２．１０．７　　岡山県倉敷市にて

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